「放射線治療:基礎知識図解ノート」がんの本ブログ-今日の一冊(No.2006)

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◆放射線治療:基礎知識図解ノート
単行本: 312ページ
出版社: 金原出版 (2016/3/22)
榮 武二, 櫻井 英幸 (監修) 磯辺 智範 (編集)
言語: 日本語
ISBN-10: 4307071026
ISBN-13: 978-4307071024
発売日: 2016/3/22
商品パッケージの寸法: 25.9 x 18.4 x 1.9 cm
価格:¥7,020
keyword→Radiation therapy 

<内容・content>
 圧倒的な図解と写真が特徴の教科書『MR・超音波・眼底 基礎知識図解ノート』に「放射線治療」が登場! 知識ゼロの学生でも、この一冊で放射線治療の基礎を幅広く、モレなく理解できる。前作同様、物理や生物が苦手な学生でもわかるように、豊富な図解でカンタンに解説。また、まとまった知見が少ない「放射線治療」における臨床のプロが執筆陣であることから、基礎に加えて、臨床でのポイントやテクニックまで一気にわかる。

<目次・table of contents>
第1章 総論
 1 放射線治療の原則と特徴
  1 腫瘍について
  2 がんの病期分類
  3 がんの統計(死亡率)
  4 がんの治療法
  5 放射線治療の特徴
  6 放射線治療の原則
  7 奏効率(response rate)
  8 日本における放射線治療の現状と展望
 2 放射線治療の適応と選択
  1 放射線治療の適応
  2 放射線治療による正常組織の反応
  3 正常組織の放射線感受性
  4 正常組織の耐容線量と有害事象
  5 腫瘍制御線量
 3 放射線治療の術式
  1 放射線治療の照射術式
  2 高精度放射線治療
 4 放射線治療に携わる職種
  1 放射線治療におけるスタッフ構成と役割
  2 放射線治療プロセスにおける各職種の関わり

第2章 知っておきたい基礎知識
 1 基礎のキソ
  1 放射線が人体に当たった場合
  2 ヒトの生命活動に支障をきたす標的
  3 正常細胞とがん細胞の違い
 2 細胞生存率曲線
  1 標的理論(target theory)と生存率曲線
  2 生存率曲線の見方
  3 LQ モデル(linear quadratic model)
  4 α/β値
  5 α/β値と分割照射
  6 正常組織のα/β値
  7 生物学的効果線量(biological effective dose:BED)
 3 放射線の修飾効果
  1 細胞周期(cell cycle)
  2 線量率効果
  3 酸素効果
  4 温度効果
  5 放射線増感剤
  6 線エネルギー付与(linear energy transfer:LET)
  7 生物学的効果比(relative biological effectiveness:RBE)
 4 放射線損傷からの回復―4つのR
  1 回復(repair)
  2 再分布(同調)(redistribution)
  3 再酸素化(reoxygenation)
  4 再増殖(repopulation)

第3章 外部放射線治療装置
 1 医療用直線加速装置(linear accelerator:Linac、ライナック、リニアック)
  1 分類
  2 ライナックの外観
  3 ライナックの内部構造
  4 治療ビーム発生の流れ
 2 医療用円形加速装置
 3 その他の治療装置

第4章 照射関連補助器具
 1 照射野整形器具
  1 遮蔽金属ブロック
  2 シャドウトレイ
  3 照射筒(ツーブス、コーン)
  4 遮蔽用鉛板
  5 側視鏡
  6 マルチリーフコリメータ(multi leaf collimator:MLC)
 2 線量分布修正器具
  1 ボーラス
  2 ウエッジフィルタ(物理ウエッジ)
 3 患者固定器具
  1 シェル
  2 固定具
 4 照準器具
  1 レーザ照準器
  2 光学距離計

第5章 放射線治療計画
 1 外部照射における放射線治療の流れ
 2 放射線治療に用いられるさまざまな体積
  1 標的(target)
  2 マージン(margin)
  3 変動(variation)
  4 リスク臓器(organ at risk:OAR)
  5 直列臓器と並列臓器
 3 各種線量の定義
  1 iCRU基準線量
  2 線量評価に際して必要な指標
 4 シミュレーション
  1 シミュレータ
  2 治療前に行われるシミュレーションの一般的な流れ
  3 放射線治療計画装置への画像取り込み
  4 CT 画像による線量計算
  5 放射線治療計画装置(radiotherapy treatment planning system:RTPS)
   1 放射線治療計画立案の流れ
   2 位置照合
   3 線量体積ヒストグラム(dose volume histogram:DvH)
   4 治療計画の手法
   5 線量計算アルゴリズム

第6章 線量計測・線量分布 ミニマム基礎知識(X線・電子線)
 1 線量計測
  1 線量計測とは
  2 線量計測が必要な理由
  3 水吸収線量を正しく評価す
  4 線量計測に使用する器
  5 電離箱を用いた線量計
  6 水吸収線量の決定
  7 線量計測における電離箱線量計のセットアップ
 2 線量計測に関する用語(略語
 3 線量分布
  1 深部量百分率(percentage depth dose:PDD)
  2 深部電離量百分率(percentage depth ionization:PDi)
  3 軸外線量比(off-axis ratio:OAR)
  4 組織ファントム線量比(tissue-phantom ratio:TPR)
  5 組織最大線量比(tissue-maximum ratio:TMR)
  6 組織空中線量比(tissue-air ratio:TAR)
  7 出力係数(output factor:OPF)
  8 等線量曲線
  9 線量分布
  10 モニタ設定値(monitor unit:モニタユニット値・MU値)
   模範解答

第7章 外部放射線治療法
 1 照射法
  1 概要
  2 固定照射
  3 運動照射(moving field irradiation)
 2 照射技術
  1 概要
  2 呼吸性移動対策
  3 Tilting techniqu
  4 ハーフビーム法
  5 中央遮蔽(center split field)
  6 Field-in-field
  7 原体照射
  8 ノンコプラナー照射
  9 マントル照射(その他:ミニマントル照射、逆Y 字照射、全リンパ照射、亜全リンパ照射)
 3 高精度照射技術
  1 定位放射線照射(stereotactic irradiation:STi)
  2 強度変調放射線治療(intensity modulated radiation therapy:iMRT)
  3 画像誘導放射線治療(image-guided radiation therapy:iGRT)
  4 その他の照射技術
   1 全身照射(total body irradiation:TBi)
   2 術中照射(intra-operative radiation therapy:iORT)
   3 全脳全脊髄照射
  5 分割照射

第8章 密封小線源治療法
 1 概 要
  1 分類
  2 線源
  3 特徴
 2 装置、器具
  1 RALS(remote after loading system)
  2 装置
  3 器具
 3 線 源
  1 一般的事項
  2 各種線源
  3 線源配列
 4 腔内照射
  1 概要
  2 治療例(子宮頸癌)
 5 組織内照射
  1 概要
  2 治療例(前立腺癌)
 6 治療計画から照射まで(RALS を例に)
  1 全体の流れ
  2 治療計画の流れ(三次元治療計画)
 7 法令のポイント
  1 診療用放射線照射器具を永久的に挿入された患者の退出について

第9章 非密封核種内用療法
 1 概 要
  1 治療原理
  2 特徴
  3 Riの条件
  4 Riの物理特性
  5 種類
  6 安全管理
 2 131iによる治療
 1 Na131iによるバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の治療
 2 Na131iによる甲状腺癌の治療
 3 131i-MiBGによる神経内分泌腫瘍の治療
  3 89Srによる治療
  4 90Yによる治療
  5 α線による治療

第10章 粒子線治療
 1 粒子線治療
  1 粒子線とは
  2 粒子線治療の特徴
  3 物理学的特徴
  4 生物学的特徴
  5 照射範囲の最適化
  6 粒子線治療装置
  7 粒子線治療のビーム形成
  8 粒子線治療の照射方法
 2 中性子捕捉療法
  1 中性子捕捉療法の概要
  2 BNCTにおける照射体系
  3 BNCTの薬剤
  4 BNCTの実際

第11章 QA・QC
 1 QA・QC の必要性
  1 概要
  2 照射事故からみるQA・QC の必要性
  3 QA・QCの目的
  4 臨床的QA、物理的・技術的QA
  5 許容レベルと介入レベル
  6 精度と正確度
 2 点検項目
  1 外部放射線治療装置のQA・QC
  2 外部放射線治療装置に関連するQAガイドラインと規格
  3 外部放射線治療装置の品質管理項目
  4 iMRTの線量検証
  5 密封小線源治療装置のQA・QC

第12章 部位別 放射線治療の概要と治療法
 脳
 頭頸部
 胸部
 消化器
 泌尿器
 婦人科
 血液・リンパ・皮膚・骨・軟部
 小児

参考文献
索引

<著者情報・author information>
榮 武二(さかえ たけじ:SAKAE Takeji)
 筑波大学附属病院放射線治療品質管理室 室長
櫻井 英幸(さくらい ひでゆき:SAKURAI Hideyuki)
 筑波大学医学医療系放射線腫瘍学 教授
磯辺 智範(いそべ とものり:ISOBE Tomonori)
 筑波大学医学医療系医学物理学 准教授

Links(Author's world・著作とその世界)
金原出版(KANEHARA)
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